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Kurosaki Mikado
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若くして才気溢れる青年は世界制覇を目指すアレキサンダーと邂逅することで、その頭脳を彼の軍師として振るうこととなる。その鋭く冷めた瞳の奥には、記憶すら再生する赤の世界のクローン技術により、失った妹を蘇らせたいという願いが秘められている。
E01-021
目的のためならどんなことも厭わない
P03-014
「貴様の大胆さには呆れ果てる」「背中を預けられる相手がいるからな」「……明日こそは頼むぞ」アレキサンダーは横になると、すぐに寝息を立て始めた。「大胆なのはお前だろ。足元をすくのは俺かもしれないというのに……」
~神門とアレキサンダーの絆~
B03-104
愚問だな、答えはNoだ
P05-015
「少しは頭を休ませたらどうだ。連戦続きの軍勢に骨休めさせると言い出したのは貴様だろう」パラソルの下で戦術書を繰る神門へ、アレキサンダーは苦言を呈した。「充分リラックスしてるさ。それとも、俺と競泳したいのか?」「ふん、馬鹿を言え!」
~神門とアレキサンダー、夏の思い出~
P08-014
「神門、おい神門!聞いてるのか!?」 うららかな春の陽気に照らされ、うとうとしていた神門の意識は、春雷の如きアレキサンダーの大声で現実へ引き戻された。 「貴様か……」 「らしくないな、呆けおって」 「昔の夢を見ていたんだ。……それで、何用だ?」 「客人だ。自衛隊のな」 「分かった。出よう」
~神門の春眠~
B08-104
雷に 陽炎揺れる 春の日や
C08-001
グラスや陶器類が砕け、床に四散する音が響いてくる。要人ばかりが集う会場に緊張が走った。 「黒の世界の侵入者だと?」 「赤と白の同盟を祝したパーティーなど下らぬと思っていたが、いいぞ。なかなか面白い余興ではないか!」 「スパイか? それとも……」 「理由など問い質せば良い。余が黒幕を引きずり出してくれるわ!」
~神門の予感~
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Number:
P08-029
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Rarity:
PR
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Type:
Player
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Color:
Red
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