|
Tennoji Yamato
:
Default
「天王寺飛鳥」の実兄。幼い頃に死別した父親に代わって飛鳥を育てるため、傭兵として海外で戦う道を選んだ。激化する戦いを生き残りゼクス使いを狩るゼクス使い「Le ciel」として名を上げる彼に目をつけた黒の世界は、人質を盾に「黒崎神門」の暗殺を要求。愛する家族のため、狩人は闇を駆け抜ける。
P04-017
百目鬼財団群馬支部の通廊で、男と女は出会った。「初めまして、Le ciel。さっそくファースト・ミッションを伝えるわ。」「素性の詮索はなしか。」「事情を知ったら肩入れしたくなるもの。ねえ、天王寺大和?」男は端正な顔を歪め、黒く無機質な天井を仰ぎ見た。
~大和とクレプスの邂逅~
B04-107
Personne ne peut me areter
P05-023
錦模様の海蛇が大和に食らいつこうと鎌首をもたげる。刹那!狙い澄ました水中銃がゼロ距離で撃ち込まれた。「意外に無茶な戦いをするのね」「敵の力量を侮って早死した奴を沢山見てきた。確実に仕留められる手段を使っただけのこと。無論、黒崎神門にも容赦はしない」「そう」
~大和とクレプス、夏の日の思い出~
P07-018
「世羅、ひとつ忠告させてくれ」「うん」「目立つ行動を控えろ。おまえは後先考えないからな」「むり」「やれやれ、言うと思ったよ。まあいい、行ってこい。母親を取り戻せ!」「ルシエル様もおしごと頑張れ!」「そうだな、頑張るよ」
~大和と世羅の出立~
B07-106
飛鳥を頼む。
大切な弟なんだ。
C09-001
ル・シエルの手に汗が滲んだ。射撃の精度には自信がある。ただ、L96A1のトリガーを引いたが最後、二度と後戻りできなくなることを恐れていた。 「臆病なんは、よう治らんわ……」 刹那、グラスや陶器類が砕け、床に四散する音が響いてきた。クレプスからの合図だった。 「感傷に浸るのも終いか。悪く思うなよ、黒崎神門」
~大和の転機~
-
Number:
P09-017
-
Rarity:
PR
-
Type:
Player
-
Color:
Black
|