「あれが何だか分かるか」 「The moon. 月です」 「その存在は誰もが知っているが、誰の手も届かない。誰にも阻害されない。誰の力も借りない」 「Yes, Master.」 「反論しないのか」 「…………」 「おまえが無口で良かった。おかげで道具として認識できる」 ~超とサイクロトロンの東雲~