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Kisara Domeki
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斥候として放たれていたスカウトシークが、きさらの元へ戻ってきた。 「ゎゅぃもののけ、ぁっち」 探蜂兵から報告を受けたきさらが、北を指す。 「北海道ね。近くじゃない」 顔を歪め、ほくそ笑むヴェスパローゼ。 「出発するわ。紅姫の魂を封印しにね」 しかし、きさらはその場から動かなかった。 「ぃゃ」 予期せぬ反論にヴェスパローゼが怪訝な表情を浮かべると、きさらは弱々しく理由を述べた。 「きぃ、ょゎぃ」 樹人化した相馬に気絶させられた恐怖が、きさらの脳裏に強く染み付いているのだった。 「……再教育が必要みたいね、きさら」「ひぅっ!」
~きさらの戸惑い~
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Number:
P14-011
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Rarity:
PR
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Type:
Player
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Color:
Green
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