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Mikado Kurosaki
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「遅かったな、アレキサンダー」 「黒の世界の獰猛な獣に絡まれてな。まったくもって迷惑千万!」 「晴れやかな顔でよく言う。不用意に手の内を明かすものじゃない」 相棒の脳筋ぶりに神門は呆れ返った。 「固いことを言うな。土産をふたつ持ち帰ってやったのだからな。見ろ」 投げつけられた写真を2本の指でキャッチし、神門が眉を動かす。 「ほう。こいつを黒の世界の奴らが、な」 写真には印象的な意匠が施された仮面。 「眉唾の情報とばかり思っていたが、俄然信憑性が増したじゃないか。あとひとつも聞かせてみろ」 続きを促されたアレキサンダーの表情が輝く。 「余も半信半疑なのだがな。聞いて驚け。神が現れた!!」 「そうか。良かったな」 土産話その2は聞き流された。
~神門の事情聴取~
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Number:
P16-001
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Rarity:
PR
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Type:
Player
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Color:
Red
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